○学校紹介

・学校概要

校区は、古い城下町旧田辺市の中央から東部を占め、立正幼稚園、田辺第一・田辺第二・田辺東部の3小学校、田辺・田辺工業・南紀・神島の各高等学校に隣接する文教地区である。
 又、校区には古くからの商店街・繁華街・新興住宅地・漁業地域などがあって社会環境は多様である。
 保護者の職業は、商業・サービス業・会社員・公務員・土木建築等の技術者・農水産及び木材加工と多種にわたり、経済高度成長時代に市の発展に伴って転住者が増えた地域でもある。しかし、近年、少子化等に伴って生徒数の減少傾向が続き、現在の生徒数及び学級数は363名の14学級(普通学級12、特別支援学級2)である。
 本校校舎は、旧制田辺高等女学校の木造平屋校舎をそのまま受け継ぎ、70年の歴史と緑が多い落ち着いた佇まいが自慢の学園であったが、老朽化が進み、耐震性確保のため平成19年度から全面改築工事が開始され、平成21年1月新校舎が完成し、同年10月2日に落成式を挙行した。
 生徒は、主に田辺第二・田辺東部・田辺第一小学校から入学しており、「賢さと品位」を校訓に、勉学にスポーツにと励んでいる。

田辺市立東陽中学校


昭和24(1949)年 田辺市立東部中学校・中部中学校・西部中学校は廃校され、新学区による東陽中学校が発足する。
 (校舎は旧制田辺高等女学校の木造校舎を受け継ぐ)
     〃       校歌が制定される。
 昭和25(1950)年 第一回修学旅行を実施する。(奈良・京都・大阪方面に)
 第一回卒業生343名。
 昭和33(1958)年 講堂が完成し、第一回文化発表会が開催される。
 昭和36(1961)年 新校舎5教室増築落成する。
 昭和37(1962)年 最も生徒数が多くなる。(1375名)
 昭和40(1965)年 保健体育研究の優良校として文部省より全国表彰を受ける。
 合唱部がMBS合唱コンクール全国大会で優勝する。
 昭和44(1969)年 合唱部がMBS合唱コンクール連続して全国大会で優勝する。
 昭和59(1984)年 武道室が完成する。
 昭和62(1987)年 校舎整備・校地拡張委員会が発足する。
 平成 3(1991)年 体育館が完成する。
             新しい制服を制定する。
 平成 4(1992)年 学校週五日制研究指定を受ける
 平成 9(1997)年 校舎整備推進委員会に改正し要望書提出する。
 平成11(1999)年 市教育委員会指定「授業改善」研究発表を受ける。
 平成14〜15 年 合唱部が「子ども音楽コンクール」中学校合唱で連続して全国優勝する。
 平成15(2003)年 校舎改築推進委員会に改正・市議会に請願書提出する。
 平成17(2005)年 市教育委員会指定「保護者・地域の声を活かした学校経営」受ける。
 平成18(2006)年 生徒指導総合連携事業(国立教育政策研究所)の指定を受ける。 
     〃       新校舎設計始まる。

  平成19(2007)年 新校舎建築が始まる。
  平成21(2009)年 新校舎が完成する。周辺整備工事も終了し、10月2日落成式を挙行する。
  平成22(2010)年 3月、学事出版より『「夢実現学習」で中学校改革』を出版する。
  平成23(2011)年 キャリア教育推進校として文部科学大臣より表彰を受ける。
  平成24(2012)年 女子駅伝部が近畿大会に出場。
  平成25年(2013) 合唱部が「子ども音楽コンクール」西日本大会で最優秀賞を受ける。
      〃        野球部が全国大会(文部科学大臣杯)に出場 。
      〃        女子駅伝部が近畿大会に出場。

・学校沿革史


世紀新に 雲晴れて
平和の鐘の 鳴るところ
自治にクラブに はつらつと
ああ 夢清く 集いよる
楽し 東陽中

浜木綿香る 牟呂の海
明日の希望に 輝いて
自由の道に そそり立つ
ああ 学舎の 麗しさ
仰げ 東陽中学校


高尾の山に 昇る日を   
明日に仰ぎ たゆみなく
誠を磨き 身を鍛え
理想に燃えて こぞり立つ
若し 東陽中学校
・校 歌